エイジング毛(加齢毛・薄毛)にならないための3つの方法
私は長年女性の髪に携わってきました。
20数年前、かけだしの美容師としてアシスタントをしていたころ、毎日毎日ひたすらお客様をシャンプーしてました。
そのころの40、50、60、70代以上の女性の髪は太く、しっかりとした髪の方が非常に多く、頭皮も柔らかく、ヘッドマッサージをしても、カツラをかぶっているように感じるほどの頭皮の柔らかさがありました。
しかし、最近の女性の髪は細く、血流の悪そうな硬い頭皮で、薄毛の人が増えています。
今から6~7年前、老人ホームにカットに行くようになり、入居者の髪をカットしていても感じたことが、70歳以上の方のほとんどが髪が多く、毛の太さもしっかりしていて頭皮が薄い方が少ない印象でした。
髪の量が多いので「髪をいっぱい梳いて」とよく言われたものです。
現在の年齢で80歳以上の方は髪が細く、薄毛で悩んでいる方は少ないと思います。
ところが近年の女性はというと、10代や20代の若い女性から50代60代の女性まで幅広い年齢層で「髪の細毛・薄毛・抜け毛」などで困っている方が非常に多くいらっしゃいます。
このことについて私なりに数年もの間考察し、いろいろな情報、専門知識者との交流、野菜と髪の関係性、女性の社会進出と髪の関係など、多岐にわたって研究してきました。
点と点がある程度「線」としてつながってきましたので、そのことについて解説していきます。
(私個人の考察によるものです)
■今と昔の野菜
私が幼いころ(40年ほど前)ピーマンやニンジンなどの野菜はニオイが強く、苦み、エグミも強く、野菜としてのクセが強かった記憶があります。
このことはご年配の方であればそのような記憶を持っている方が多いのではないでしょうか?
子供の頃に感じる野菜の「味」はその野菜の味に慣れてしまった大人よりは敏感でしょうが、そこを差し引いても昔の野菜は味が濃くクセが強かったでしょう。
実際の野菜に含まれる「栄養素」は40、50年前の野菜の栄養素の3分の1程度にまで少なくなっているようです。
品種改良の技術が進み、食べやすい野菜、甘い野菜など、人が食しやすく改良されています。
このことが原因ではないでしょうか?
1日に必要な野菜の摂取量は350gと言われています(厚生労働省が推奨)
しかし野菜の「量」ではなく、栄養素として考えた場合はどうでしょうか?
(厚生労働省も栄養素を考慮した摂取量の算出はしていると思いますが)
昔の野菜の3分の1しか栄養素が無ければ単純に350gの3倍の野菜を摂取しなければなりません。
相当な野菜の量を食べなければいけないですね。
■「糖質」について
現代人はこの糖を過剰に摂取しています。
単純に野菜の栄養がしっかり摂れていれば過剰にはなりません。
ご飯とおかず、野菜の栄養バランスが悪いだけで、このバランスが保たれていれば「糖質」の過剰摂取にはならないのです。
しかし現実的には先ほどの野菜の量を食べることは難しく、結果的に米や麺など糖質を多く含むものとのバランスが取れていないのが現状です。
■女性の社会進出
今でこそ当たり前に仕事をする女性。
一昔前までは専業主婦の方がほとんどで、仕事を持ち、働く女性は少数派でしたね。
女性が仕事をすることで今までの女性には受けることのなかった「ストレス」を感じるようになりました。
ストレスによる○○的な話はよくあります。
○○の中には、「脱毛」「不眠」「ノイローゼ」など病気的なことが入ります。
髪に関係するものは「ストレスによる脱毛」などは代表例です。
この「ストレス=脱毛」という言葉1つで片づけるのではなく、食事や睡眠など広い見方をし、総合的に髪との関係性を見出していくことが大事です。
■エイジング毛(加齢毛・薄毛)にならないための3つのポイント
□1つ目は、サプリメントを使う。
規則正しい食生活をするのは当たり前なんですが、食事で補えないものはサプリメントを使う。
インナービューティーの考え方を取り入れて、体の内側から体質改善していくことです。
髪の毛の話しに限ったことではなく、例えば「ダイエットをしたい方」「シミやシワを何とかしたい方」にも共通することです!!
必要な栄養を摂ることで基礎体温を上げ、細胞内のミトコンドリアを増やすことで、新しく生まれる髪の質は変化し、痩せやすい体になりますし、シミやシワの老化スピードも抑えられます。
(年齢と共に体内のミトコンドリア量は減少します)
病気に対する抵抗力も付くでしょう。
サプリは現在の食生活にはどうしても必要なものになってきてます。
体の体調を整え、栄養をしっかり摂るだけでも髪にツヤが出ますし、髪質も若いころのようなハリコシがある髪になります。
□2つ目は、髪の毛が抜け変わるヘアサイクル(髪の寿命)を伸ばす。
ヘアサイクルを伸ばすには髪が抜ける原因を遮断することです。(女性でも男性でも髪が抜ける原因は同じ)
なぜ髪が抜けるのか?
5αリダクターゼという酵素とテストステロンが結合することで、髪に悪さをするジヒドロテストステロン(DHT)が生成されます。
このジヒドロテストステロン(DHT)が抜け毛を促進させてしまいます。
要は5αリダクターゼとテストステロンをくっつかないようにすれば髪は抜けないのです。
シャンプーだけでこの2つを結び付けなくすることも可能です。
頭皮マッサージもしましょう。
頭皮の血行促進もとても大事なことですよ。
ちょっと難しい内容ですが、覚えてもいいと思います。
□3つ目は、行動すること!
例えばヨガを習い始めてもやり続けていなければ、ヨガのポーズを忘れてしまったり、元の体形に戻ってしまうでしょう。
ジョギングを始めたなら、毎日ではなくとも週に3~4回は数キロは走っていないとすぐに元の走れない体になります。
勉強も同じですよね?仕事も同じですよね?
すべての事は、やり続けることで良い結果を生むのです!
行動しなければ何も変わりません。
ダイエット、運動、仕事、趣味、ありとあらゆる物事は「行動から結果が生まれる」のです!!
最後に、、、
現在の日本人の3人に1人は頭皮の悩みをかかえています。
抜け毛、薄毛、細毛、フケ、かゆみ、湿疹、荒れ・・・
今悩んでいることが改善できればと考えているなら、プレシャスに相談してみて下さい。
投稿者
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ヘアーデザインプレシャス オーナー
髪のトラブルのご相談はぜひともプレシャスにお任せください。
お客様の髪質改善のために尽力させていただきます。
★長泉町・三島市・沼津市の髪質改善美容室 ヘアーデザインプレシャス★
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